反抗期が おさまらない

 いいとしを こいて、なかなか反抗期が おさまりません。反抗期というのは、おや や 教師らが「ああしろ、こうしろ」と干渉してくるのにたいし、こどもが「うるせー、さしずされなくても できるもん」と 反発する時期です。ふつう これは、自立心が そだつ時期として、肯定的にとらえられています。
 で、おとなが こどもの反抗期を肯定的にとらえられるのは、それが「だれにでもある一過性のもの」と かんがえられているからで ありましょう。「なあに、2,3ねんもすれば、おさまるさ」と。
 しかし、ですよ。なんで おさまっちゃうんでしょうかねぇ。もし、おとなたちが こどもを いちにんまえと みとめ、「もう いちいち干渉するのをやめた」ってゆうなら、わかるよ。こどもからすれば、もはや反抗する りゆうがないのだから、反抗期は やむでしょう。
 もちろん、わたしも、とっくに おやが干渉してくることが なくなりましたから、おやに むかっては 反抗いたしません。しかし、どうして おおくの おとなたちは、オマワリが まちのいたるところに つったっている光景に、がまんできるのでしょうか。「うぜーんだよ、さしずされなくても できるもん」と おもわないのでしょうか。
 さいきんは、サミットのせいか、「テロ警戒中」なんていって、まちの あちらこちらにオマワリが たっています。とっても ふゆかいです。
 そもそもオマワリが「テロ警戒」なんてことを いうのが、ちゃんちゃら おかしいでは ありませんか。
 「テロリズム」というのは、ウィキペディアの説明によると、こういうことだそうです。

テロリズム(テロル、テラー、テロリズム=Terror, Terrorism)とは、一般に恐怖心を引き起こすことにより、特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力行為、またはその手段を指す。


 なるほど! とても わかりやすい せつめいですね。テロリストとは、ケーサツのことです。
 ケーサツは、「テロ警戒中」などと いって、まるで まちを通行している わたしたちの なかに 「テロリスト」がひそんでいるかのように さわぎたて、わたしたちの「恐怖心を引き起こ」そうと しています。そのことによって、かれらは みずからの 「組織的暴力行為」を正当化しようと たくらんでいるわけです。
 じぶんが テロリストのくせに、ひとをテロリストあつかいして、「テロ警戒中」などと しらじらしくも いってのける。それがケーサツです。おれはテロリストじゃねー、おまえらに警戒される おぼえは ないっての。
 だから、ケーサツに反抗心を いだくのは、10代のわかものが おとなたちに 反発するように、しごく まっとうなことと いえるでしょう。ケーサツのない あかるい社会を実現するまで、わたしの反抗期は おわりません。


 さて、ケーサツが いかに反社会的存在か、とゆーことは、つぎにあげる記事に、はっきり しめされています。

2008/06/26-20:27 秋葉原で警官切られ軽傷=職務質問でナイフ発見、もみ合い−傷害などで男を逮捕時事ドットコム


 26日午後1時25分ごろ、東京都千代田区外神田の歩道上で、警察官が2人組の男に職務質問した際、1人がリュックサックの中にツールナイフ(刃渡り約7.5センチ)を持っていたため、パトカーに乗せ任意同行を求めようとしたところ、男が警察官からナイフを奪って逃走した。すぐに取り押さえたが、その際に警察官がナイフをつかんだため、手を切る軽傷を負った。警視庁万世橋署は傷害と公務執行妨害の現行犯で男を逮捕した。調べに対し、男は黙秘している。
 同署によると、男は身長約170センチで、黒のジャンパーにジーンズ姿。編み上げ靴を履いており、20代前半とみられる。


 まず、記事の みだしが おかしいですね。「警官切られ軽傷」といいますけど、記事本文によると、オマワリは じぶんで「ナイフをつかん」で かってにケガしたんでしょ。しかも、この被害者の男性が「任意同行」を ことわるのは、正当な権利でしょう。それを むりやり しょっぴこうとした オマワリが わるいのは、あきらか。
 それにしても、そぼくに かんがえて、時事通信社というのは、国家権力の てさきですから、ケーサツに つごうのよい記事の かきかたを するはずです。しかし、うえの記事には、あからさまにケーサツの横暴さが あらわれて しまっています。これを かいた 記者が、こんな文章で、ケーサツのためのプロパガンダとして じゅうぶん 成立していると かんがえたのだとすれば、ずいぶん 人民を なめてますね。
 いちおー、もっと政治的に ただしくなるよう 添削してさしあげます。

 26日午後1時25分ごろ、東京都千代田区外神田の歩道上で、警察官が2人組の男性職務質問した際、1人がリュックサックの中にツールナイフ(刃渡り約7.5センチ)を持っていたため、パトカーに乗せ任意同行を求めようとしたところ、男が男性は警察官からナイフを奪って警察官に奪われた自分のナイフをとりかえして逃走した憲法31条に保障された「身体の自由」を行使したすぐに取り押さえたが、その際に警察官がナイフをつかんだため、手を切る軽傷を負った警察官は男性の通行の自由をさまたげようとしたが、そのさいに素手でナイフの刃をつかむという不可解な行動をとり、じぶんの手を切って みずから軽傷をおったぎゃくギレした警視庁万世橋署は傷害と公務執行妨害の現行犯をでっちあげて男性不当逮捕した。調べに対し、男性黙秘憲法第38条に保障された黙秘権を行使している。
 同署によると、男は身長約170センチで、黒のジャンパーにジーンズ姿。編み上げ靴を履いており、20代前半とみられる。アナーキスト委員会のしらべによると、下手人は身長約×××センチで、警察の制服を着用。警察官を自称している。


参考
第31条 - hasenkaのメモ


日本国憲法