2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
音楽を聴くという体験は、主観的な行為である。 といっても、ここで言いたいのは、「同じ音楽を聴いても人それぞれの感じ方がある」といったことではない。つまり、感受性やそれをはぐくむ環境や個人史の違いや多様性といったことを言いたいのではない。 昨…
ローリング・ストーンズの最高傑作と讃える人も多い「悪魔を憐れむ歌」の、ガンズ・アンド・ローゼズによるカバー。 「名曲」「名演」と呼ばれるものほど、カバーする側はやりにくいんじゃないかなと想像する。本来は、オリジナルの演奏者に対してカバーする…
95 年の作品。何ヶ月かごとに引っぱり出して聴くということを、ずっと続けているのだけど、もう 10 年以上もたったのか……。
閉店まぎわのスーパーマーケットで、おもしろい光景を見た。
今日はたいそう疲れた。
「言わんとするところ」が、文章にしたとたんに変質してしまう。もどかしいですわ。 「意味不明」と口に出して言うことの問題は、ある種の「わかりやすさ」の問題でもあると考えて書き始めたのだけど。 人は「意味不明」と言うにせよ「わかりやすい」と言う…
動機不明な事件を報道する新聞記事などによく見かけるのが、「男は取り調べに対し、『○△□』などと意味不明なことを語っているという」という表現。私は、前からこれがどうにも気色悪くってしかたがないのである。 たとえば、asahi.com の神戸空港の駐機場に…
心という不思議―何をやっても癒されない (角川文庫)作者: 春日武彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (20件) を見る 精神科医の著者の手になる上記エッセイ集におもしろい記述があったの…
今日は、ブルースの歌い手にしてギタリストであるボニー・レイットによるヘヴィーな一曲。 音楽というやつは手に持ったり運んだりするものではないからして、「ヘヴィー」すなわち「重い」とは、比喩にほかならない。それは当然だけど、「ヘヴィー」って何だ…