KT Tunstall

 やばい。ほれた。かっこよすぎる。

YouTube - KT Tunstall - Black Horse And The Cherry Tree


 ループ・エフェクタを使って、全部ひとりで演奏している。はじめに2小節ずつパーカッション・パート(ギターのボディをたたくのと、ミュート・カッティング、タンバリン)とコーラス2パートを重ねて入れて、そのループと合わせてギターを弾き、かつ歌っていく、というかたち。
 私は使ったことないので知らなかったのだけど、ループ・エフェクタって、こんなに何トラックも入れられるものなんだね。ざっと数えたら、最終的には9トラックくらい入ってたよ。これにループでないボーカル、ギター、足踏みのタンバリンを加えると、ひとりで12パート!
 あまりに気に入ったので、YouTube を何度も再生しただけでなく、パソコンのまえにいないときも、気づくとこの演奏を頭のなかで再生してしまっている。上で述べたように、ループを使ってパートごとに分解して聴かせてくれるものだから、音源がなくても、頭のなかで再構成しやすいのね。
 自分のあたまで、1パートずつ順番に「ドンゴ・ドンゴ・ドンゴ・ドンゴ……」「ズンッチャチャカチャンチャカチャン・ズンッチャチャカチャンチャカチャン……」「ウーフー……」とか鳴らしていると、おのずと曲が再構成されて立ち上がってくる。いやあ、楽しいなあ。
 あと、なんといっても、シャウトするときの割れた感じの低めの声がたまらない。かっこいい。


 上の YouTube の映像は、3日くらいまえにたまたま見つけたのだけれど、ちょっと検索してみたら、ちょうどその日に彼女の公演が東京であったらしい。なんたるタイミング。何日かまえに知ってたらぜったい観に行ったのに。しょうがないので、とりあえずCD買ってきた。


Eye to the Telescope(DVD付)

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