2005-01-01から1年間の記事一覧

AEROSMITH / Same Old Song And Dance

エアロスミスの初期(セカンド・アルバム収録)の作品。この曲は、彼らの長いキャリアのなかでも、最高傑作のひとつではないだろうか。

Guns N’ Roses / Locomotive

彼らが活躍していた80年代後半から90年代初頭には、まわりのめざといロック・マニアはへヴィ・メタルを聴いてて「フン、ガンズなんてポップスじゃねえか」って鼻で嗤っていたように思う。ガンズがバンド内のいざこざでもたもたしている間に、シーンの趨…

リンダ リンダ リンダ

昨日のことですが、『リンダ リンダ リンダ』を観てきました。 もー、ここんところしばらく、まともに睡眠もとれない日々がつづいていたのだが、翌日はひさびさの休みで、しかしひと晩ぐらいゆっくり寝たってどうせ体力が回復しないのだ。そこが30過ぎると…

批評としてのリマスタリング、リマスタリングとしての批評

昨日のつづき。 音楽にかぎらないことだろうし、またわざわざ言うまでもないことだが、すぐれた作品というのは多様な見え姿をもっている。何度も聴いている曲なのに、「こんな音がこんなふうに鳴っていたのか」とはじめて気づくようなことがあり、そんな発見…

うおっ、リマスターされてる

去年出た London Calling の "25th anniversary edittion" というのをずいぶん前に買った。オマケについているリハーサル音源やDVDは別として、オリジナルのアルバムの方は、まあ古いCDも持っているからとそっちを聴き、新しいのは放置していたのだった…

これは事件ではないのか?

ミニストップですごいもん売ってた。ここまで来たか、と感慨深いものがあった。 ご飯にツナがのっててマヨネーズかかってるだけで、おかずなしのミニ弁当。しめて300円なり。

相づちを打ちながらしゃべる

癖でしゃべりながら自分で相づち打つ人っていますよね、うん。いるよねえ、うん。僕ね、うん、いまそういう状態なのね。疲れてるときなんかね、気づくと、自分でうんうん相づち打ってるんですよ。

音楽を聴く身体

大仰なタイトルをつけてみたわけだが、ちょっとした思いつきをメモするだけ。羊頭狗肉。 昨日の日記で、ランシドは抑えた音づくりをした方がよいなどと、えらそうなことを書いたわけだが、彼らのやっかましいファースト・アルバムをあらためて聴きなおしてみ…

I Wanna Riot/RANCID

エピタフ・レーベル所属のアーティストが参加するコンピレーション・アルバム、PUNK-O-RAMA。シリーズ化されてすでに10作ぐらい出てんのかな。詳しくないので、はっきりしたことは言えないのですが。そのシリーズ第1弾より、ランシドのナンバー。

David Bowie──Space Oddity

「日本人宇宙飛行士」と称される野口さんという方が宇宙遊泳をしているそうなので、今日はボウイのスペース・オディティを取り上げてみた。

Paul Rodgers──Can't Be Satisfied

ブルースくさいロックが好みの人には、たまらないコンセプト・アルバムではないかと思う。そのコンセプトとは、 Paul Rodgers が歌う シカゴ・ブルースの巨匠 Muddy Waters 師の十八番をカバーする 功成り名を遂げたリードギタリストを曲ごとにゲストに迎え…

DEREK AND THE DOMINOS──LITTLE WING

なるべく毎日更新をしたいものだと思う。間があくと次に書き始めるまでのエネルギーを余計に必要とするような気がする。しかも、書き始める前に力を使うと、むだに長々しい文章を書かないと、気がすまないように思えて、がんばりすぎてしまう。長文を書くの…

「曲」の「終わり」

ギター弾いてて楽しいなと思うのは、同じパターンを延々と続けることである。ワン・コード、もしくは2〜4つのコードからなる循環コードを約束事にして、ダラダラとジャム・セッションをばやる。アドリブと手癖にまかせて好き勝手に弾く。

なんで音楽は気持ちええのかねえ

Sonic Youth 気持ちええなあ。たまった雑務をかたづけねばならんのだが、まあそのうちでいいやね、日曜なんだし、まだ日も高いしな。とビールをあおり聴いているんだけど、なんで快なのかね。不思議だわ。

「あなたは自分が好きですか?」

少しく古い記事なのだが、変なものをみつけたのでリンク。無断でリンク。 ●「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上(Sankei Web)

ときとして交換は難儀だ

買い物のおり、自分がここに存在している感覚を一時的に喪失することがある。 実用品や食料を買うときなどは、たいてい平気なのであるが、なければないで困りもしないものを買った直後に、ときどき頭のなかが「フワー」として、自分が何をしているのか、自分…

ТАТУいじめについて

昨日、はてなのキーワード・リンクをたどったりして、2003年12月の東京公演時や最近の t.A.T.u に言及した日記をいくつか読んでみたのですよ。で、けっこうな数のブログで、信じられないくらいひどいこき下ろされ方をされているのを見つけたのです。 彼女た…

日本よ、ごめん。そして死にたくなる

■タトゥー、日本への謝罪ソング収録(nikkansports.com) なんか哀しい。別に彼女たちのファンだというわけではないのですが。 記事の「日本への謝罪ソング」という見出しに笑ってしまいましたが(「日本」って誰だ?)、秋にリリースされる t.A.T.u のアル…

「美しい日本語」

「美しい日本語」というのは意味不明な言葉だ、とつねづね思ってきた。 たとえば、谷崎や三島や川端の小説を読んで「美しい日本語だ」などと言う。しかし、美しいのは「日本語」なのか。なんで「美しい文章」や「美しい描写」ではなく、「美しい日本語」と言…

クソッ、クソッ、クソッ、パリッ、パリッ、パリッ──The Damned

ロンドン・パンク三羽がらすといえば、The Clash, Sex Pistols, The Damned であるわけですが、アナーキーと言えば、The Damned が1番ではないかと思う。だから何だよ、と言われると困るわけですが。 とりわけ、才気あふれるソングライターでありギタリスト…

「澱が溜まる」

このところ日記の更新が途絶えがちなので、なんか書いておく。なにごとも継続するとは難しいものだ。

小峰元『アルキメデスは手を汚さない』(ISBN:4061360140)

1973年の江戸川乱歩賞作品。作中でも一度だけ言及される連合赤軍の浅間山荘事件は前年の72年である。ちなみに、栗本薫の『ぼくらの時代』(ISBN:4061361775、これも乱歩賞受賞)は、もうちょい後で78年。 『アルキメデス〜』も『ぼくらの〜』も、大人に対す…

着地すべき「現実」の不在――スティーヴン・キング『ローズ・マダー』

以下、キングの『ローズ・マダー』『キャリー』『グリーン・マイル』について、微妙に「ネタばれ」を含みますので、これら作品をこれから読む予定の方は遠慮された方がよいかもしれません。といっても、いずれも定型的な物語であったり、あるいは伏線が結末…

喫煙者は社会のお荷物

パターナリズム丸出し、もとい、親切心あふれる煙草の新パッケージであるわけだが。

夢のカリフォルニア

昼飯に入った韓国料理屋で The Mamas & The Papas の「夢のカリフォルニア」(California Dreamin')がかかっていた。むしょうに懐かしくなって、CD屋に寄って中古のをみつけて買った。2枚のディスクにアルバム4枚分が収められており1899円(中古価…

今日はわりときれいに和音が鳴った

2時間ぐらいアンプにつないで弾いていたら、ピックと弦の当たり具合に勘が戻ってきた。アンプから出る音と、手もとに感じるピックのしなりと弦のたわみを感受し、腕と手首の振りを調整する。なんかぎこちなかった腕や手から力が抜け、音がだんだんとよくな…

きれいに和音が鳴らんのや

ひさしぶりにアンプにつないでエレキギターを弾いた。 なんとも、エレキは難しいものです。あらためて思いましたです、ハイ。 もちろん、アコギはアコギで難しいのだけど、エレキの何がやっかいかって、和音がなかなかバランスよく響いてくれないということ…

また職務質問くらった

こうも続くと、嘘臭く聞こえるかもしれない。しかし、誓って言うがネタじゃないよ。作り話じゃないよ。 俺には、風貌か歩き方か目つきか、なんか知らんけど、怪しくみえる要素があるのかもしれない。それとも、齢30の男が月に2、3回職質くらうのは普通?…

国家権力の横暴と闘ってきたぜ!

ポリさんから職質された。まったくもおー。 ちょうど一月前にも職質を受けた。そのときには、「窃盗事件」なんて言葉が刑事(私服!)の口から飛び出したので、心底びびったのだった。 今日のは、向こうの言い分が明らかに言いがかりだったのでカチンときた…

ステイツマン・コンプレックスの困ったちゃんたち

集団においてしばしばあることだけれど、臆病なとっちゃん坊やほど、外部集団にむかってすぐカーッとなり、「なめんなよ、キーッ」ていってわめく。そういう坊やは、自分がよりかかる集団に忠誠を示したいだけであって、まじでケンカする度胸も覚悟もないの…