2006-01-01から1年間の記事一覧

アナム&マキ / Good Night

しばらく前から YouTube に誰かアップしてくれないかなと、ときどきチェックしていたんだけど。ついにあがっていました。アナマキの PV。 ●YouTube - アナム&マキ - Good Night ●YouTube - アナム&マキ 戦え!野良犬 ●YouTube - アナム&マキ - 明日が見え…

衝動買い

「欲しい」という欲望と「買いたい」という欲望は、微妙に違うように思う。 ここしばらく、私は「アコギが欲しい」とは思っていたのだけど、実際に購入するまでには至らなかった。ところが、昨日になって「買いたい」という強い衝動にとりつかれまして、フラ…

「足りない」では足りないのか?

「少なすぎる」とか「腹が減りすぎて」とか「根性が無さすぎる」とかの表現は、どうもしっくりこない。 ふつう、「すぎる」は「大きすぎる」「寛容すぎる」「食べすぎる」というように、形容詞・形容動詞の語幹、または動詞の連用形に接続する。しかるに、最…

転向者の君が代

先日のボクシングの試合における、T-BOLAN の人による国歌独唱が「変だ」という噂を聞きつけ、動画で観てみたのだけど。 http://www.youtube.com/watch?v=odlsbUQoQSM たしかに変だ。しかし、何が「変」なのか。 「変だ」と言えるためには、「君が代かく歌う…

グロテスクなルール

ひどい話ではあると思うのだけど、喜劇的だなあと思った。グロテスクなものを前にしたら、第三者としては、やはり笑ってしまうのだ。 ●「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体(asahi.com) 鹿児島県中学校総合体育大会バドミントン競技女子団体戦の準々…

小比類巻かほる / 両手いっぱいのジョニー

うふふ。懐かしくも、うれしいものを見つけた。 ●YouTube - 小比類巻かほる − 両手いっぱいのジョニー この突きぬけた開放感はどうだ。スコーン! 全然力んでいるようには見えなくても、声にズドーンと抜けてくるパワーがある。 ああこれは 80年代の明るさだ…

Jeff Beck / Scatterbrain

猫や犬はかなり高度な知性を持った動物であると言ってもよいと思う。ところが、彼らに音楽を聴かせてみても、愉しんでいるようには見えない。これは、考えてみると不思議ではある。 たしかに、犬猫の知能では、さすがにへヴィ・メタルやクラシック音楽の高度…

アレックス兄貴

思わず笑ってしまった。すばらしい。 ●YouTube - van halen we won't get fooled again The Who の "We Won't Get Fooled Again" の VAN HALEN によるカヴァー。 イントロは、The Who の原曲ではキーボードなんだけど、エディ・ヴァン・ヘイレンはエフェクト…

I am an anarchist!

以下は、昨日とりあげた武田氏の本や、そこで言及されていた吉本隆明の話の延長上で考えたこと。法・ルールといったものについて、信号機と警官を比喩にして考えてみたい。 「不審者」による犯罪が世間で喧伝されているから(原因)か、あるいは「不審者」な…

武田徹『偽満州国論』

偽満州国論 (中公文庫)作者: 武田徹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/06/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (26件) を見る おもしろかったっす。 よく分かったのは、「国家」を考察するうえで、満州国が非常に興味深…

差別意識の内面化?

わざわざリンクなんかせんし、ことがらを特定する書き方をするつもりもないけど、近ごろちょくちょく見かけるたぐいの発言で、ちぃとその感覚を疑ってしまうものがある。 ある者が「この○○野郎!」などと差別的な言葉を投げかけられたので、てめえ何言ってん…

というカテゴリを新設してみた

せっかくブログ(ていうの?)をやっているのに、読んだ本の記録をしないのもどうかとちょっと思ったんで、新たに[読書]というカテゴリを作ってみた。 自分が読んだ本のリストを公開しちゃうのって、脳ミソ覗かれてるみたいで気恥ずかしい。 もっと恥ずかし…

ウクレレ記法

はてなさんが「ウクレレ記法」なるものを実装してくれたみたい。 ●はてなダイアリー日記 - ウクレレのコード譜を簡単に表示できるウクレレ記法 どういう使い道があるのかしらね。 ギター譜というのは山ほど出回っている一方、ウクレレ譜はあんまりないんだろ…

非対称の世界

今週はコエガッタ(しんどかった)っす。 月曜から、右だけ肩凝りという妙な状態で、手を肩より上に持っていくとつらい。週も終わりに近づく今日になって、痛みは背中に広がり、また上腕から肘に降りてきて、おお、ここに神経が通ってんだなと実感する。首を…

沈没するのは「日本」なのか?

中学ぐらいの頃、小松左京を片っ端から読みふけっていた時期があった。『日本沈没』も読んだはずだが、なにせ20年近く前のことで内容まではよく覚えていない。 さて、この作品のコミック版が、しばらく前から『ビッグコミック スピリッツ』で連載されている…

チューチューチュー、ネズミがチュー

何日か前、某喫茶店にて。夜の10時すぎ、安コーヒー1杯で長時間粘り、翌日までの仕事を片づけていた。すると、となりの席から聞き覚えのある声が聞こえてくる。あれっ、と思って横目でうかがうが、知らない顔である。20代後半の男性である。連れが2人、い…

尻尾のない犬

最初は、何か「個別的な事情」というやつがあるんだろうと思った。事故で切ったにせよ、生まれつきそうだったにせよ、こいつはたまたま尻尾のない犬なのね、と。 その犬は紐につながれ女性に連れられていたのだが、その後ろから夫とおぼしき男性が似たような…

Suede / Suede

なつかしいのが中古で出てたので、買ってきた。'93年、Suede のファースト・アルバム。発表当時は友人の持ってるCDを聴いていて、自分では買わなかったのだけど、今あらためて聴いてみると名盤ですわ、これ。 とりあえず、歌詞カード見ながら Brett Anders…

北天佑

元大関北天佑の二十山勝彦さん死去(asahi.com) 膵臓ガンで45歳。早すぎる。 当時――というのは20年以上前――私の田舎では小学生の大多数が相撲少年かつ野球少年であった、ように思う。公園や校庭などで土俵がわりの線を引いて、同年代のガキどもと相撲にうち興…

Rod Stewart / Handbags & Gladrags

ここ数日、ひどく調子が悪くて、といっても体調を崩したわけでは全然ないんだけど、さっぱり音楽が聴けないという状態が続いていた。通常であれば気持ちのよい曲が、しっくりこない。というより、うるさく感じる。ざわざわと騒々しい音どもが、まとまりを欠…

Nirvana / Never Mind

ひさしぶりにアルバム通して聴き直してみた。 彼らの曲を熱心に聴いたことはなかったし、カート・コバーンの自殺にも「ふーん」としか思わなかった。見知らぬ他人とはいえ、人が死んだことに「ふーん」などと反応するのは、まあひどいし、そんなことをこうや…

危機の徴候?

ごくごく個人的なことで、公共的な問題とはとうてい言えないのであるが、ひょっとして衝撃的な事実を発見してしまったかもしれぬ。 「衝撃的」にもかかわらず「ひょっとしてかもしれぬ」などとはっきりしない書き方をせざるをえないのは、徴候というものは必…

鳥肌実

●YouTube - Minoru Torihada show ●YouTube - Torihada Minoru speech of a profile YouTube より鳥肌実の動画2つ。見くらべてみると、おもしろい。 演目は同じである。ところが、1つめのリンクは笑うのが難しいのに対し、2つめの方は安心して笑える。こ…

こりゃすんげえお宝じゃないのかい!

とまあ、朝から興奮しているんだけど、いやあマジすんげえ。 YouTube にあったんですよ、こんなものが! Guns n Roses - Locomotive いやあ、すげえすげえ。Guns N' Roses と Jeff Beck がジャムってますよ。 しかし何ですかこれ。下のコメント欄読んでみる…

Hey, Cola!

帰宅して飯食って、コエェとなり、一度ふとんに倒れ込んだのだが、小一時間ほどまどろんだのち目を覚ました。 コカコーラが飲みたくなったのである。コエェなあという夜、私は無性にコークが飲みたくなる。コークが欲しくなるとき、私の脳内に想起されるのは…

「コエェ」の愉楽

ようやく今週も終り。ああコエェ。 「コエェ」というのは、われらエゾの言葉でありまして、これをヤマトの言葉に翻訳いたしますれば「疲れた」となります。 エゾ語の「コエェ」はヤマト語の「こわい」と類縁関係にあると思われますが、どうして「こわい」が…

パノプティ先生

学生の頃、私たちがひそかに「パノプティコン」というあだ名で呼んでいた先生がいた。

大道芸人セッツァー

シケたツラこいて何か考え込むかのようなふりをしてる場合じゃありませんでした。思慮深そうな表情他人様にみせてる場合じゃありませんのです。みなが盛り上がっているところで、作り微笑、顔に貼りつけ、そのじつ頭ん中で考えていることと言えば、「俺はこ…

赤とんぼ

くぅ……。まいった。眠れぬ。 なぜ眠れないかというと、頭のなかで山田耕筰作曲「赤とんぼ」が鳴り続けているからである。これは、正しい意味での「凄い」、すなわちおどろおどろしくも不気味な曲だと思う。

Jimi Hendrix / Day Tripper

短い生涯におびただしい数の名曲名演を残したヘンドリックスの諸音源において、これが特筆すべきというほどの物件ではないのもたしか。それでも、聴いて「やっぱジミヘンすごい」と再確認する音源──夭逝した天才は「再確認」や「再発見」ばかりされるのね──…